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上越タイムス社主催、共催、協賛大会 コロナ禍明け完全復活 行動変容や部活改革の影響も

上越タイムス旗争奪幼年野球大会。優勝が決まり、マウンド上で喜び合う新井ジュニアメンバー(5月6日、上越市少年野球場)
上越タイムス社杯中学女子ソフトボール大会。決勝の試合前整列に向かう城西・春日・直江津東の上越3校合同チーム(5月18日、上越市清里スポーツ公園グラウンド)

 上越タイムス社の今年の主催事業や共催、協賛の大会、催しが順調に行われている。ほぼ半年を経過した現在までに恒例の5事業が終了。後半も予定されている6事業の準備が進められている。元日の能登半島地震やコロナ禍明けの行動変容の影響が残り、中学校の部活改革や少子化の影響もじわじわ及び始めているようだ。

 大会の皮切りは上越タイムス杯小学生バレーボール新人大会。毎年1月に、新人選手の登竜門の大会として、小学5年生以下のチームを対象に実施。今年は元日の能登半島地震で会場に予定していた体育館が被害を受け延期。主管団体の努力で年度末の3月30日に実施にこぎつけた。

 ゴールデンウイークに行われた第21回上越タイムス旗争奪幼年野球大会は、新井ジュニア(妙高市)が4年連続6度目の優勝。出場チーム数は減少している。

 毎年春と秋の交流大会を続けている上越タイムス社杯中学女子ソフトボール大会は、上越地域に単独でチーム編成できる中学校がなくなり、存続が危ぶまれた。関係者の努力で新潟、長岡方面からの参加を受け、5月18日に7チームのトーナメント戦を繰り広げた。秋にも行う予定。

 第21回上越タイムス杯将棋大会は5月19日に上越市福祉交流プラザで。参加者27人が4クラスで将棋盤を囲んだ。

 直江津早朝野球連盟の第35回上越タイムス社杯総当たりリーグ戦は4チームで対戦した結果、黒井ベアーズが7年ぶりの優勝を果たした。

 各大会の運営は感染症対応のガイドラインを縮小して実施。それでもコロナ禍前に比べると応援の縮小を続けたり、選手同士の接触を避けたり、さまざまな工夫も。暑さ対策で進行を早める運営判断もしている。

 今年後半に予定している大会は、7月21日の第4回糸魚川タイムス杯ソフトボール大会、9月8日の第22回上越タイムス旗争奪ママさんバレーボール大会、10月6日の第11回上越タイムス杯囲碁大会、10月20日の上越タイムス旗争奪ゲートボール大会が続く。秋の中学女子ソフトボール大会、第14回糸魚川タイムス杯グラウンドゴルフ大会も行われる予定だ。

上越タイムス社杯中学女子ソフトボール大会。決勝の試合前整列に向かう城西・春日・直江津東の上越3校合同チーム(5月18日、上越市清里スポーツ公園グラウンド)
上越タイムス杯将棋大会。対局相手の駒の動きを読み、一手を打つ参加者(5月19日、上越市福祉交流プラザ)
上越タイムス杯小学生バレーボール新人大会。女子決勝、能生JVC(奥)―北諏訪ファイターズ(3月30日、リージョンプラザ上越)
男子決勝、グリーンファイターズ(右)―謙信JVC男子(3月30日、リージョンプラザ上越)
上越タイムス社杯総当たりリーグ戦。7年ぶりに優勝した黒井ベアーズのメンバー(直江津早朝野球連盟提供)