文字サイズ

レルヒの会総会 周年事業を継続 12月に書籍発行へ

本年度新役員に選出された会員。あいさつする高橋会長(左から6人目)

 レルヒの会(大西旬会長)は25日、令和6年度総会を上越市西城町3の高陽荘で開いた。会員23人が出席。昨年度の会務報告や会計監査報告、本年度事業計画や予算案を審議し、いずれも承認された。

 日本にスキーを伝えたオーストリア・ハンガリー帝国の軍人、レルヒ少佐の顕彰活動や一本杖スキーの伝承活動を行っている同会。昨年度に発足60周年を迎えた。本年度も引き続き、周年事業であるレルヒ少佐のアルバムの書籍化に取り組み、12月発行を目指すとした。

 また上越市と姉妹都市提携するオーストリア・リリエンフェルト市市制50周年記念式典への出席が打診され、出席の方向で検討していると報告があった。

 本年度は役員改選の年に当たり、新役員13人が選出、承認された。大西会長の退任に伴い、新たに高橋慶一さんが会長に就任した。

 高橋新会長は「レルヒの会は上越、高田の歴史を伝える重要な活動。次の50年につなげていけるよう活動を盛んにしていきたい」と決意を述べた。