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高齢者 競技楽しみ健康も 上越市シニアスポーツ大会 コロナ禍前の内容復活

恒例の団体種目「玉入れ」。籠に狙いを定め、20秒間の勝負に興じた

 老人クラブ会員がスポーツを通じて親睦を深める「第48回上越市シニアスポーツ大会」が22日、同市下門前のリージョンプラザ上越で開かれた。市内45クラブから465人が参加した。

 高齢者の健康維持と交流を目的に、市と市老人クラブ連合会が例年開いている。コロナ禍の間に中止が続き、昨年に感染対策を徹底し再開。今年は5年ぶりに従来の内容と規模による大会が復活した。

 参加者は紅白に分かれて競技開始。「パン食いレース」や、児童と共に走る「文字合わせレース」など復活した個人種目、「玉入れ」や「大玉送り」など団体種目の合わせて7種目を楽しんだ。

 パン食いレースを終えた聖寿会の西巻マサ子さん(80)は「最近クラブに加わった。どの活動も楽しく、もっと早く参加すれば良かったと感じている。きょうの大会も楽しい」と笑顔を見せた。

 同連合会の外立秀夫会長(78)は「高齢者同士が交流を通じて楽しいひとときを過ごすことは大切。6月にはグラウンド・ゴルフ大会を予定しているので、クラブ会員だけでなく個人も参加してもらえたら」と話した。