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「土の香工房」知って 月イチイベントで周知 上越市丸山新田

27日に開かれた製パン教室。生地をたたいて延ばす作業は大人も子どもも大喜び

 障害者就労支援事業所(A、B型)で農業や農産品加工などを手掛ける土の香工房(上越市丸山新田、早津薫代表)は4月から月1回程度、市民向けのイベントを開く。事業や存在を知ってもらい、関わる人を増やしたい考え。

 27日はカヌレなどの製造を行う厨房(ちゅうぼう)で製パン教室が開かれた。講師は同工房の製菓担当、東富美恵さん。約10人が参加し、庭で採れたローズマリーを使ったフォカッチャを焼いた。強力粉とイーストを混ぜた生地をたたいて延ばす工程は、大人も子どもも大喜び。焼き上がったフォカッチャは、同工房のハーブティーと試食した。

 同工房は今後、製パン教室やハーブのブレンド体験、飼育するヤギの散歩会などを開く予定。担当者は「『こんな事業所があるんだ』と多くの人に気付いてもらえたら。イベントを通して関わってくれる人が増えたらいい」と話していた。

 イベントの告知は同工房インスタグラムで。