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上越市立水族博物館「うみがたり」 3種類の「ゲンゲ」展示 GW期間に幻魚ウィーク

幻魚は深海魚なので照明を暗くして展示している。写真左は塗り絵をこいのぼり風に飾ったもの

 上越市五智2の市立水族博物館「うみがたり」はゴールデンウイーク(GW)期間中の5月6日まで、「幻魚(げんぎょ)ウィーク(GW)水槽展示」を行っている。頭文字にちなみ上越地域名産の深海魚に焦点を当てて紹介している。

 水槽は館内2階イルカホール前のきらめきリーフにあり、アゴゲンゲ、タナカゲンゲ、クロゲンゲの3種類を展示。「幻魚」は流通名で正式名称が「ゲンゲ」、深海魚だが水圧をかけなくても飼育できることなどの解説が添えられている。

 上越地域で流通している「幻魚」のノロゲンゲは、館内「神秘なる海へ」のコーナーで見ることができる。会場には幻魚の塗り絵も用意。自由に色を塗って会場の壁に展示したり、家に持ち帰ってこいのぼり風に飾ったりと楽しめる。

 同館は昨年もG7にちなんだ形式でゲンゲを紹介した。「地元で親しまれているゲンゲを県外の人にも知ってもらえれば」と話す。 ゴールデンウイーク期間は5月6日まで、営業時間を午前9時から午後6時までに延長。ドルフィンパフォーマンスと舞鰯シャイニリュージョンを1日5回に増やしている。