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地震の被災者支援に ヒスイのかけら売り上げ全額寄付 いといがわ元気花火の会

「いといがわ元気花火の会」の猪又会長と事務局メンバーが能登半島地震の災害義援金を米田市長に手渡した
今回は被災者・被災地へ寄付するために販売した「ヒスイのかけら」

 ふるさと糸魚川を花火で応援する会「いといがわ元気花火の会」(猪又一義会長)は27日、能登半島地震の災害義援金を糸魚川市へ届けた。市を通じて日本赤十字社へ送られる。

 同会は、糸魚川産ヒスイの原石加工時に出るかけらを用いて「ヒスイのかけら」(700円)として会のイベント等で販売し、糸魚川やヒスイのPRにつなげている。今回の販売は売り上げ全額を、能登半島地震の被災者へ寄付するためとして実施した。SNSで発信し、全国各地から購入を受け付け、当初予定の限定100個を上回る多くの協力が寄せられたという。

 猪又会長と事務局の4人が市役所を訪れて義援金8万円を米田徹市長に手渡した。16日に、北陸新幹線敦賀延伸と同市の18歳成人式を祝って打ち上げた花火の報告も併せて行った。

 猪又会長は「協賛してくれる個人、民間企業、市に支えられて継続できている。(売り上げに)協力させてほしいという声がたくさんあった」と伝えた。米田市長は「皆さん熱意を持って活動され、元気を与えている。これからも続けていってほしい」と感謝した。

今回は被災者・被災地へ寄付するために販売した「ヒスイのかけら」