インターネット通販で花の販売などを行ってきたフラワーショップ「ｇｒｏｕｎｄ．ｐ（グランプ）」は３月３日、上越市西本町３の無印良品直江津の一角に実店舗をオープンした。花を生けるフラワーベース（花器、花瓶）を中心としたユニークな品ぞろえで、オンリーワンの店作りを行っている。

　グランプは４年ほど前から、結婚式の花を中心に無店舗販売を行ってきた。無印良品では花を展示するイベントを開いた縁で出店の打診を受け、多角化を目指していたことから実店舗の開店を決めた。

　店舗は管理用の冷蔵庫が置けないため生花の展示は少なめで、その分フラワーベースを充実させた。そのイメージは「日常以上、アート未満」。おしゃれで日々の生活に溶け込むものをセレクトしている。１９６０、７０年代のアンティークもそろえている。

　結婚式で培った花束やフラワーアレンジメントは贈る人も贈られる人も喜ぶデザインを提案している。稲のひこばえを活用したオブジェも人気が高い。運営するグラウンド・プランツ代表の仙田恭一さん（５２）は「実店舗の開店をきっかけに、企業間取引やリゾート化が進む妙高への商品展開なども進めたい」と話した。

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・上越市西本町３―８―８直江津ショッピングセンターエルマール２階無印良品内

・午前１０時から午後８時まで

・年中無休

・電０８０・３７２１・８７８３