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海辺清らかに彩る スイセンが見頃 上越市居多ケ浜シーサイドライン線

清らかな花を咲かせるスイセン

 上越市の市道「居多ケ浜シーサイドライン線」でスイセンの花が見頃を迎え、海辺を清らかに彩っている。

 地元住民や市民団体が五智海岸沿いで取り組む「クリーンナップ上越in五智」の一環。四季の草花の植栽や周辺の清掃活動を2010年から行っている。

 同所付近は能登半島地震で発生した津波で多くの流木やごみが流れ着いたが、今月初めに住民らが協力してごみを撤去した。

 スイセンは道路沿い約400メートルにわたって植えられ、白や黄色、一重や八重など、色や形もさまざまな花が開花。20日は菜の花も咲いており、潮風に揺られて通りがかる人を和ませている。

 参加団体の一つ、ひまわり會代表の木村良彦さん(55)は「上越の海を訪れる人に、きれいな海だなと思ってもらえたら。若い世代にも活動をつなげていきたい」と意気込んだ。