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上越市立図書館テーマ展示 高田図書館、直江津図書館 特定テーマで書籍特集

高田図書館のテーマ展示棚。美術と歴史をテーマにした一般向けコーナーと、母の日をテーマにした児童向けコーナーが並ぶ
直江津図書館一般向けのテーマ展示はさまざまな「なぜ?」を題材にした書籍が並ぶ

 上越市の高田図書館と直江津図書館は19日から、4・5月のテーマ展示を行っている。特定のテーマで図書を特集展示し、来館者の関心を引いている。高田図書館は5月15日まで、直江津図書館は同14日まで。

 高田図書館一般向け・ティーンズ向けテーマは「美術が開く歴史の扉」。東洋、西洋の美術作品集や、絵画、写真を切り口に歴史をひもとく書籍などを集めた。文庫や新書など、気軽に手に取れる書籍から、作品を大きくカラー印刷した書籍までバラエティー豊かにそろえた。

 児童向けコーナーは5月12日の母の日にちなんで絵本や児童文学を特集。人間や動物など、さまざまな家族の姿を描いた書籍が並んでいる。

 同館主任司書の小林歩さんは「ゴールデンウイーク中、高田城址公園に遊びに来たついでに(図書館に)立ち寄ってもらいたい」と話した。

 直江津図書館一般向け特集は「『なぜ?』に答えるなるほど本」。自然科学や社会情勢、ビジネスなど、さまざまな疑問を投げかけ、解説する書籍を特集。近年はタイトルに「なぜ」が入っている本が非常に多いことから企画。同コーナーだけで120冊以上あるという。司書の山崎久美子さんは「(興味に)刺さる疑問があれば、ぜひ手に取ってほしい」と話した。

 2階こどもとしょしつのテーマは「はたらくくるま」。救急車やショベルカー、タクシーなどの働く車をテーマにした絵本を特集している。

直江津図書館一般向けのテーマ展示はさまざまな「なぜ?」を題材にした書籍が並ぶ