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被災地に義援金 国府小 日赤関係者に手渡す 能登半島地震

児童代表の山田さん(中央)と永井さん(右)が義援金を手渡した

 上越市立国府小(笹川隆校長、児童323人)は11日、能登半島地震被災地への義援金を日本赤十字社に寄付した。

 6年生が卒業に向けたプロジェクトとして募金活動に取り組んだ。1月19日や3月1日の学習参観日で来校した保護者に呼びかけた。500円以上の募金者には同校150周年の記念バッジをプレゼントするなど工夫し、10万円を超える義援金が集まった。

 同校は青少年赤十字活動に力を入れていることもあり、日本赤十字新潟県支部指導講師の村山学さんが義援金を受け取りに来校。全校児童が体育館に集まり、児童代表の山田結菜さん(6年)と永井心さん(同)が義援金を村山さんに手渡した。

 山田さんは「被災地の皆さんが元の生活に戻ってほしいという思い」、永井さんは「少しでも力になれたらうれしい。遠くからでも誰かの力になれるということを学んだ」とそれぞれ話した。