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体験通じ仕事学ぶ 三和中1年生 講師に澤井商事 建設業の役割伝える

最新の光波測量機で測量を体験する生徒たち

 三和区の三和中(西條正人校長)の1年生57人は22日、職業講話を行った。同区の澤井商事から講師を招き、体験を通して仕事について学んだ。

 職業講話は年間5回予定しており、今回が4回目。初回は上越市役所、2回目以降は同区内の事業者が講師を務めている。生徒は1年生で講話を聞き、2年生で職場体験を行っている。

 澤井商事は藤田由紀男土木部長ら3人が最新の測量機、ドローンを携えて来校。初めに藤田さんがライフライン建設や冬季の除雪、災害復旧など建設業の役割を説明し、「生きていく中で絶対に必要な仕事」と話した。またディスプレーを見ながら作業するブルドーザーやドローンでの測量など最新技術を解説し、「熟練でなくても作業できる。建設業の未来は明るい」と生徒に語りかけた。

 その後、生徒は光波測量機で距離を測り、ドローンを飛ばす体験をした。