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秋季高校野球県大会 日本文理優勝 滝澤友陸・野本蒼太・山崎龍斗 上越勢3人V貢献

日本文理・滝澤は決勝の初回、安打で出塁し内野ゴロの間に2点目のホームを踏む
日本文理・野本は準々決勝で、中堅手としてエコスタの広い外野を走り安定した守備

 秋季高校野球県大会は日本文理の9季ぶり春秋通算27度目の優勝で幕を閉じた。準優勝の帝京長岡、第3代表として関根学園も北信越大会(10月14日~、福井県)に出場する。

 今大会、日本文理には上越出身3選手がベンチ入りし、活躍した。滝澤友陸(ゆうり、2年、柿崎中=上越リトルシニア出)は全6試合で2番二塁手の先発で出場。決勝で4安打したのをはじめ全試合で安打を放ち、打率5割9分1厘。右方向への打撃が光った。俊足で次の塁を狙う意識も高かった。

 閉会式後「練習から右方向を狙い、ボールの内側をしっかりと打つことを意識してきた。今大会でエラーが三つあったことを反省し、守備を練習する。北信越大会では10年ぶりの選抜、さらには(優勝して)明治神宮大会出場を目指して頑張りたい」と話した。県勢として、飯塚悟史―鎌倉航(共に直江津中出)バッテリーを擁した2014年の日本文理以来の選抜出場を狙う。

 野本蒼太(2年、糸魚川中出)は中堅手で途中出場し、持ち前の守備範囲と強肩で守備力の高さを見せた。決勝では3番手でマウンドにも上がった。山崎龍斗(1年、新井中出)は二塁手で途中出場し、初戦は2安打、3打点の活躍だった。

日本文理・野本は準々決勝で、中堅手としてエコスタの広い外野を走り安定した守備