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高床山森林公園 本年度の営業開始 妙高市

まばゆい新緑の中で行われた開園式

 妙高市の高床山森林公園が29日、本年度の営業を開始した。里山のまばゆい新緑の中、開園式を実施した。

 同公園は昭和52(1977)年に開園し、営業は47年目。バンガロー、炊飯施設を完備、キャンプファイアを体験できるほか、用具の貸し出しも行う。大型連休中、連日多くの予約が入っている。展望台からは妙高連峰、頸城平野、日本海の景色が楽しめる。隣接し鳥坂城跡がある。

 開園式は同公園管理運営協議会が主催。新型コロナウイルス感染症の影響で中止が続いたが、5年ぶりに実施した。関係者、来賓の25人が出席した。式に先立ち清掃活動も行われた。

 あいさつで岩崎芳昭会長は清掃等での協力に感謝。同所で活動する4団体、「鳥坂城跡保存会」「妙高里山保全クラブ」「さくらプロジェクト」「里山再生プロジェクト(旧森の遊び場プロジェクト)」と連携しながら、「訪れた人に喜んでもらえるような公園作り、整備をしていきたい」と決意を述べた。

 来賓4人を代表し妙高市の高橋正一農林課長、姫川原区の長尾賢司区長が祝辞を述べた。

 開園は11月上旬まで。期間中の問い合わせは同公園管理棟(電0255・75・3455)へ。