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社会・くらし

親子でミニ四駆作り 29日イオン上越店で大会

ミニ四駆制作体験には家族連れらが次々に参加。協力し合い、黙々とマシンを組み立てた
組み立てたマシンを早速コースで試走。スタッフとともに走らせ、歓声を上げる子どももいた

 第3回OGミニ四駆大会イオンカップ(同実行委員会主催)前日の28日、上越市富岡のイオン上越店内に開設された大会会場で、ミニ四駆の制作体験会が開かれた。親子連れなど多くの人が訪れ、用意された工具が足りなくなり、体験待ちが出るほどだった。

 参加者はスタッフに教わりながら、パーツの切り離しから組み立てまで、家族や友人で協力して実施。約1時間ほどで完成させると早速コースで走らせ、うなりを上げながら快走するミニ四駆に歓声を上げた。増村奏汰君(新井小4年)は「初めて作ったけれど、すごく速く走って驚いた」と興奮。父の寛紀さん(49)はラジコン世代だが、かつてのミニ四駆の流行を覚えていて、「子どもと一緒に作ったのは初めて。懐かしくて一緒に楽しめた」と語った。

 庄山武志実行委員長は「車両関係や製造業などの人手不足が深刻化しているが、こうした物作りに子どもの頃から親しみ、いずれ担い手になってくれたら」と願った。

 29日の大会は、ジュニアクラス(中学生以下)が午前11時10分から午後0時25分まで(予定)、企業対抗戦が午後1時40分から同3時40分まで(同)、レギュラークラス(高校生以上)が午後5時10分から同6時25分まで(同)。観覧無料。参加予約は既に締め切っている。

組み立てたマシンを早速コースで試走。スタッフとともに走らせ、歓声を上げる子どももいた