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稲文字作り「信」じて協力 清里小で田植え 統合20年祝う記念文字も

縦割り班ごとに場所を担当し苗を植えていく。ビブスを着けた5年生がリーダーを務めた
今年の稲文字「信」のデザイン図。創立20周年を祝う文字も入っている

 清里区の清里小(遠藤哲也校長、児童81人)は9日、学校田で稲文字の田植えを行った。全校児童が協力し、苗で「信」の文字を制作。作業を通じて互いに信じ合う心を育んだ。

 稲文字の田植えは地域の協力を得て行っている伝統の取り組み。5年生がリーダーとなり、田植えや稲刈りの際には全校児童が参加する。

 今年の字「信」は仲間同士の信頼や、豊作を信じるという願いを込めて決定。文字部分にコシヒカリの苗、装飾枠にこがねもちの苗を植えた。作業は縦割り班ごとに場所を決めて実施。ヒルを怖がる1、2年生に対して、経験豊富な5、6年生が「足を動かし続ければ大丈夫」とアドバイスするなど、力を合わせて植えていった。

 グリーンファーム清里と清里住民福祉会が指導協力。植え方の見本を示したり、児童に苗を手渡したりした。また、稲文字の輪郭部分を8日午前に植えておくことで、本番の作業が円滑に進むようにした。

 例年は年の数字を入れる部分に、「20th」の文字を入れた。同校は平成17年4月に菅原小と櫛池小が統合して誕生。本年度は20年目の節目で、稲文字作りも周年行事の一つとして位置付けた。稲刈りの際には学年ごとの記念Tシャツを着用して臨むことを予定している。

 樋口慎之助君(5年)は「去年より上手にできた。(田植えを通じて)清里の人たちが一人一人信じ合える気持ちになれたと思う」と話した。

 植えた苗は1カ月ほどで定着し、稲文字が見えるようになるという。

今年の稲文字「信」のデザイン図。創立20周年を祝う文字も入っている

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