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森の中でバウムクーヘン作り 二貫寺の森でパーティー 諏訪小3、4年生

管理棟の前で炭火をおこし、バウムクーヘンを焼く。焦げ付かないように気を付けながら竹の棒を回した
パーティーには約60人が参加。学習でお世話になった人に感謝状を贈った

 上越市立諏訪小(藤本高雄校長)の3、4年生8人は9日、同市上真砂の二貫寺の森でバウムクーヘンパーティーを開いた。森の中でバウムクーヘンを焼き、お世話になった人に振る舞った。

 3、4年生は本年度の総合学習を「森の学習」と位置付け、二貫寺の森に通ってさまざまな活動を行った。9月にハンノキを市の許可を得て伐採し、ベンチを手作り。その際にお世話になった人に感謝を伝えることや、地域に森を知ってもらうことを目的にパーティーを企画した。

 ハンノキを切った際に年輪について学んだことから着想し、バウムクーヘンを手作りすることに。竹の棒に生地を垂らし、炭火の上で回しながら焼くことを繰り返し、層を重ねた。調理は8日と9日に行い、10本を作った。

 全校児童や保護者、地域住民にも呼びかけ、合計約60人が参加。バウムクーヘンを味わい、森の中で遊んだ。林咲結さん(3年)は「みんなに二貫寺の森を知ってもらいたい。おいしいと言ってもらえてうれしい」と話した。

パーティーには約60人が参加。学習でお世話になった人に感謝状を贈った

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