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尾神そば早食い選手権 10杯を1分25秒で完食 3部門に35人参加 吉川区

早食い選手権男性の部。左から3人目の黒い服装の男性が優勝した馬場さん
早食い選手権女性の部。右端の女性が優勝した武藤さん

 8回目を迎える「尾神そば早食い選手権」が10月28日、吉川区坪野のスカイトピア遊ランドで開かれた。3部門に計35人が参加した。吉川観光協会主催。

 特産「尾神そば(手打ち)」の早食い大会で、男性(中学生以上)は小盛り(70グラム)10杯、女性は7杯、小学生以下は5杯を早く完食または3分の制限時間内で多く食べた人が上位。尾神そばは粘りやこしがあり、早く飲み込むのが難しいという。

 男性のトップは上越市子安新田の馬場智大(ちひろ)さん(32)で、3連覇を達成。10杯を1分25秒で完食した。「今年は味わうことを考え、食べ応えがあり、おいしかった。太く粘りがあるので、しっかりとかんで飲み込むことが大事」とこつを話した。

 女性の優勝は静岡県伊豆市から上越市に移住してきた武藤淳子さん(53)で、7杯を2分53秒、女性で唯一制限時間内に完食した。自宅でそばを70グラムずつに分け練習してきたそうで、「本番はなかなかうまくいかなかった。飲み込みづらく、味わう余裕もなかった」と苦笑いを浮かべた。

 小学生以下の部は3杯と4杯目少しを食べた北諏訪小6年の横尾夕月君(11)が優勝。「(初出場で)大変だったけど、おいしかった」と話していた。

早食い選手権女性の部。右端の女性が優勝した武藤さん
男性の部のそば10杯。そばを完食し、つゆは残してもOK