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現役選手が陸上指導 中郷小で「アスリーチ」 速く走る練習学ぶ

背筋を伸ばしての速歩練習で、正しい姿勢で走ることにつなげる。現役選手、指導者の相山さん(中央)が講師を務めた

 中郷区の中郷小(饒村泰世校長)で17日、陸上選手兼指導者の相山慶太郎さん(28、埼玉県飯能市)を招いての走り方教室が開かれた。4年生から6年生までの55人が参加し、速く走るための練習法を体験した。

 スポーツ庁が主管する事業「アスリーチ」の一環で、現役や元トップアスリートが体育の先生として全国の学校を訪れる。相山さんは400メートル走の現役選手として大会で好成績を残している一方で、パーソナルトレーナー、駿河台大駅伝部のコーチとしても活動している。

 教室では速く走るための姿勢や足の動かし方などを指導。特に重要なのが姿勢で、「背中を真っすぐにする」「体の真下に足を着く」「爪先を進む方向に向ける」と説明。背筋を伸ばしての速歩や、20メートルを決まった歩数で走るなどの練習方法を実践した。

 相山さんは「しっかり弾めている子どもが多い。(事業を通じて)自分に自信を持って、得意なことに気付いてもらいたい」と語った。

 陸川愛心さん(5年)は「学校の先生以外の人に教えてもらうのは楽しい。速く走れそう」と話していた。

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