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剣詩舞の「美しさ」体験 ワークショップ 県内外から12人 藤尾流舞踊会

刀を使った基本動作を体験。足さばきや重心など、美しさを重視

 藤尾流舞踊会(藤尾志寿輝代表)は6日、上越市春日山町3の春日謙信交流館で剣詩舞のワークショップを開いた。刀を使った美しい動きなどを体験した。

 詩吟に合わせて刀や扇を持って舞う剣詩舞について知ってもらうことを目的としたワークショップで、県内外から12人が参加。会員の実演で剣詩舞について解説したのち、刀や扇を持っての基本動作や、曲に合わせての舞踊を体験した。

 参加者には殺陣の経験者が多かったため、剣詩舞独特の考え方が話題に。重心や足さばきで格好良く見せる動きが重要で、藤尾代表は「切った瞬間にシャッターチャンスになるように」と語った。

 長野県上田市から参加した小林浩太郎さんは「美しさを追求した動きが勉強になる。自分たちの殺陣に生かしていきたい」と話していた。

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