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0・8キロで山側3車線化工事完了 国道8号直江津バイパスの安江中央―下源入区間 交通混雑緩和など期待 上越市

 国土交通省高田河川国道事務所が整備を進めている国道8号直江津バイパスのうち、山側3車線化が完了した上越市の安江中央交差点―下源入交差点区間(0・8キロ)が29日午前6時から、部分開通した。交通混雑の緩和、物流の効率化が期待されるという。
 直江津バイパスは国道8号の大潟区犀潟―上越市虫生岩戸区間(12・2キロ)。このうち三ツ屋交差点―関川大橋東詰区間で渋滞緩和対策を目的とした山側3車線化工事を実施中。今回を含め下源入交差点―関川大橋東詰交差点区間(1・5キロ)で工事が完了。三ツ屋交差点―安江中央交差点区間(0・7キロ)が工事中。
 同事務所によると、国道8号では朝夕の時間帯を中心に慢性的な交通混雑が発生。特に山側3車線化区間では、朝に高田方面など市街地へ向かう車が集中して速度低下が起き、追突事故が多発しているという。

29日に部分開通した山側3車線化区間。(戸野目川橋付近から下源入方面を撮影)