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〈令和6年能登半島地震〉2次避難先へ宿泊施設等の提供検討 上越市地震災害対策本部会議で中川市長 

 上越市は16日、能登半島地震の災害対策本部会議を開いた。建物等被害や市民生活への支援状況(15日時点)が報告されたほか、本部長の中川幹太市長は「今後、被災者の2次避難先として市内の旅館、ホテルを提供できないか。市営住宅の提供を含めて検討していきたい」と述べ石川県の被災者の2次避難先として、市内の宿泊施設などの提供を検討するよう指示した。

対策本部会議で指示を出す中川市長


 また中川市長は本部長指示で、幹線道路の渋滞など、津波避難と呼びかけに課題があったとして「今後、検証の議論を詰めていく必要性がある」との認識を示した。職員には今後も市として必要な対応の検討や適正かつ分かりやすい情報提供・発信を求めた。