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歯と口の健康学んで お口の健康フェスタ 楽しみながら体験 上越市

歯科医師が補助し、小中高生に模型の歯を削り詰め物をする体験を提供した
小学生の図画や標語を展示した

 「お口の健康フェスタ」が9日、同市土橋の市民プラザで開かれた。

 上越歯科医師会や上越市などによる上越市歯科保健対策委員会が主催。「歯と口の健康週間」(4~10日)に合わせ例年開かれている。コロナ禍による規模縮小を経て、今年は5年ぶりに従来の形で実施された。

 会場では歯周病の症状や予防、市の歯科健康診査などに関する情報、小学生のむし歯予防図画・ポスター・標語などを展示。また歯科医師や歯科衛生士による検診、ブラッシング指導、器具を使ったむし歯削り体験などのコーナーを設け、歯と口の健康について楽しみながら学べる機会を提供した。

 大手町小4年の内藤弥咲さんは、歯科医師の補助を受けてむし歯削りを体験。「治療で使う道具を体験でき、歯医者さんの仕事が分かった。上手と褒められ、うれしかった」と感想を話した。

 同委員会の新部洋史委員長は「イベントを通じ、皆さんに口腔内の健康維持について意識してもらえたら」と話した。

小学生の図画や標語を展示した