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伝統と情熱にほれぼれ 高田高創立150周年 文化祭「高高祭」 4月から準備 3年生熱演 1・2年生 飲食・催し物も盛況

3年生の演劇。熱のこもった芝居を繰り広げる
教室での催しを楽しもうと、廊下には長蛇の列ができた

 県立高田高(橋本敏郎校長)は8、9の両日、文化祭「高高祭」を開いている。伝統と情熱が込められた催しが行われ、校外からも多くの人が来場。にぎわいを見せている。

 同校は今年で創立150周年。高高祭スローガンに「高高惚惚(こうこうこつこつ)~見惚れる150年の歴史~」を掲げた。高高祭の伝統にのっとり、1年生は催し物、2年生は飲食物販売、3年生は演劇を学級ごとに実施。部活動も展示やパフォーマンス、飲食物販売などを行う。

 特に人気を集める3年生の演劇公演は、4月にクラス替えが発表されたときから準備を進め、本番を迎えた。体育館に並べられた椅子はほとんどが埋まり、生徒の熱演ぶりを鑑賞。3年生は公演タイトルが入ったクラスTシャツを着用し、団結を高めるとともに来場者へ宣伝した。

 実行委員長の相内湊菜さん(2年)は「全部楽しんでもらいたいが、中でも3年生の演劇を見てもらいたい」と話す。

 生徒の保護者や地域住民、他校の高校生が多数来校し、催し物や飲食物販売も大盛況。廊下に長蛇の列ができたり、開始1時間で商品が売り切れたりしていた。

 9日は午前9時15分から午後3時まで。駐車場は上越地域振興局北側駐車場を利用する。

教室での催しを楽しもうと、廊下には長蛇の列ができた
創立150年を記念したフォトスポットを設置