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学童野球チーム「新井ジュニア」 県初優勝と全国目指す 「応援お願いします」 妙高市役所表敬訪問 

県大会初優勝と全国大会出場を目指し、気合を入れる新井ジュニアのメンバー(21日、市役所コラボホールで)

 妙高市を拠点に活動する学童野球チーム「新井ジュニア」は、6月8、9日と15日に新潟市のハードオフ・エコスタジアム新潟で開かれる第44回「高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会」(マクドナルド・トーナメント)県大会に、上越支部代表として出場する。前身の白峰ジュニア時代を含め2年連続7度目の出場。1回戦で敗退した昨年の悔しさをばねに、念願の初優勝、全国大会出場を目指す。21日、妙高市役所に城戸陽二市長、塚田賢教育長らを表敬訪問した。

 「小学生の甲子園」と称される同大会は8月15日から、東京都の明治神宮野球場などで開かれる。全国約1万1000チームの中から、予選を勝ち抜いたチームが集結。新潟代表として県大会優勝の1チームが出場する。

 新井ジュニアは5月の上越市・妙高市予選、「上越タイムス旗争奪幼年野球大会」で4連覇。続く上越支部大会も2試合を勝ち抜き、県予選の出場権を獲得した。上越地区から新井と春日新田ユナイテッドファイターズ(上越市)が出場。抽選会は25日に行われる。

 メンバーは長野県飯山市から2人、女子4人を含む計23人。全力プレーやチームワークの良さが身上。表敬訪問にはメンバー16人が出席。保護者会の和田正次会長が経過報告をした。

 選手を代表してキャプテンの山崎美依さん(新井小6年)が「チーム一丸となって県大会で優勝できるように頑張るので、応援よろしくお願いします」と意気込みを話した。

 城戸市長は夢の実現、良い報告を願い、漫画『MAJOR(メジャー)』を例に、「野球は1人ではできない。友情、仲間を信頼する気持ちで大会に臨んでほしい。結果は付いてくる」とエールを送った。