文字サイズ

幼魚の成長の早さに驚き 体長や変化紹介 ごきげんようぎょ展 上越市立水族博物館「うみがたり」

展示している幼魚が成長した様子を解説
年パス向けのカードホルダーとちびっ子年パスは1階チケット窓口で受け付けている

 上越市五智2の市立水族博物館「うみがたり」は6月9日まで、特別展「ごきげんようぎょ展」を開いている。18日に、展示している幼魚の成長を紹介する発表会を行った。

 同展は幼魚を愛好しメディアなどで魅力を周知する鈴木香里武さんとのコラボレーションで3月20日から行っている。発表会は、展示するさまざまな幼魚が会期中にどのように成長したかを伝えるもので、4月27日に初回を行っている。

 担当した飼育スタッフの森藤文菜さんは「幼魚の成長の早さに日々驚いている。その驚きを伝えたい」と話し、3種類の幼魚の展示開始時と前回、今回の発表会時の体長や形の変化について説明した。

 同館が国内で初めて繁殖に成功したサクラダンゴウオの幼魚は、頭部に「天使の輪」と呼ばれる白い模様がある。展示開始時にあった天使の輪が成長に伴って消えかけており、森藤さんは「悲しいけれど成長してうれしい、複雑な気持ち」と話した。

年パスカード ホルダー販売 キャンペーンも

 同館は18日から、年間パスポート(年パス)収納に向いた「年パスカードホルダー」の販売を開始した。年パスのデザインにマッチした柄となっている。値段は税込み500円。年パスを持っていなくても購入できる。

 また18日から31日まで、「ちびっ子年パスキャンペーン」を行っている。入場が無料の4歳未満の子どもに向けて入館の記念になるものとして、無料で年パスを作って渡している。対象は家族が年パスを所持している0~3歳児となっている。

年パス向けのカードホルダーとちびっ子年パスは1階チケット窓口で受け付けている