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能生で漁業振興に注力 糸魚川市地域おこし協力隊 今泉功毅さん(新潟市出身)着任

米田市長と懇談する今泉さん(右)

 糸魚川市の地域おこし協力隊に、新たに新潟市出身の今泉功毅さん(25)が15日付で着任した。能生地域で持続可能な水産資源管理、地域振興支援に努める。任期は最長3年間。

 個人事業主として市の業務委託方式での採用。同日、市役所で着任式が行われ、米田徹市長から委嘱状が手渡された。

 業務内容は内水面水産資源増殖事業、遊漁を目的とした観光客らの受け入れ、地域振興につながる内水面漁業イベントの企画・運営など。今泉さんは「サケをはじめとした養殖事業」などを挙げながら、「糸魚川市の地域振興の一助となれるよう頑張っていきたい」と抱負を述べた。

 今泉さんは県立海洋高に昨年度末までの2年間勤務し、広報活動や生徒の学習のサポートなどを行っていた。米田市長は「地域の状況は知っていると思うので、非常に心強い」と期待を寄せた。