文字サイズ

遊歩道整備、日の入城PR 名立中生徒 シーサイドパーク名立で

遊歩道にウッドチップを敷き詰め、歩きやすく整備

 名立区の名立中(吉澤祐一校長、生徒47人)は15日、同区名立小泊のシーサイドパーク名立の整備活動を行った。同公園の近くにある日の入城を発信するため、遊歩道の整備などをした。

 同校による整備活動は令和3年度から地域貢献活動として継続している。全校生徒が参加し、公園内の施設清掃や草取り、花壇の植栽などを行う。

 日の入城は戦国時代に春日山城の支城だった山城。標高313メートルの地点にあり、約300メートルの遊歩道で公園とつながっている。同日の作業ではNPO法人「名立の100年後を創造する会」と協力し、遊歩道にウッドチップを敷き詰めた。ウッドチップは公園近くに生えている竹を粉砕したもので、敷き詰めることで草の成長を抑制し、歩きやすくする。

 徳田奏空君(3年)は「全員で協力し、ボランティアができてうれしい。日の入城をたくさんの人に知ってもらいたい」と話した。