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石田幸男さん(妙高市関山)仏像彫刻展 新作3体を含め展示 31日まで上越大和郵便局で

不動明王と大日如来の6体を展示

 妙高市関山在住の石田幸男さんによる仏像彫刻展が31日まで、上越市大和1の上越大和郵便局で開かれている。平日午前9時から午後5時(最終日は同2時)まで。

 以前から彫刻に興味があった石田さん。退職してから、長野県飯山市の木彫教室に10年以上通っている。同局での展示は2022年以来、3回目。

 今回は新作3体を含む6体を展示。座像と立像の不動明王3体、材質そのままと彩色された大日如来3体が並んでいる。全て一木造りで、手作業により制作。長いものでは200時間はかかっているという。

 最近は、新聞などで知った人から制作依頼を受け、来年4月の完成を目指して像を彫っている最中だという。仏像彫刻の魅力について、「穏やかな表情から憤怒の形相まで、同じ像でも違う表情なのが面白い。意識して彫っていないが、見比べてもらいたい」と観覧を勧めている。