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糸魚川市消防本部 予防技術資格者認定式・認定証バッジ貸与式 高度な知識・技術で防火を 市民の安心安全へ決意

記念撮影に納まる式出席者たち

 糸魚川市消防本部は19日、火災予防に関する高度な知識と技術を有する消防職員への予防技術資格者認定式・認定証バッジ貸与式を同消防本部で行った。

 予防技術資格は「防火査察」「消防用設備等」「危険物」の3種類。一般財団法人消防試験研究センター(本部・東京都)の検定試験に合格し、実務経験を有する職員に対して市消防長が認定する。

 式では予防技術資格者2人を認定するとともに、本年度新たに予防課へ配属となった3人に認定証バッジを貸与。竹田健一消防長は「予防業務の重要性がますます増してきている中で、日々研さんし、活躍していただきたい」と呼びかけた。

 吉原優太郎さん(32、防火査察専門員)は「認定を受けたことを機に、丁寧に分かりやすい言葉で(市民の)防火の意識を高めるよう指導し、市民の皆さんの安心安全につなげていきたい」と抱負を語った。

 同消防では同日現在で予防技術資格者29人、バッジ貸与者9人。バッジは立ち入り検査などの際に着けて職務に当たる。