〈上越市議選〉新市議決まる 新人11人が当選 投票率は前回上回る
任期満了に伴う上越市議選は21日投票が行われ、新市議32人が決まった。投票率は52・40%で、新型コロナウイルス感染拡大の中行われた2020年の前回選を4・75ポイント上回った。
定数32に対し現職22、元職2、新人15の計39人が立候補。人口減少下でのまちづくりや子育て、中川幹太市長の市政評価を巡って各候補が主張を繰り広げた。
新人15人のうち11人が初当選を果たした。元職2人は共に返り咲いた。現職22人中、3人は及ばなかった。最多得票は無所属の新人で柿崎区の滝澤陽一氏で、3800票を獲得した。
今回は立憲民主党、日本維新の会、参政党の3党が公認候補を擁立。立憲民主と参政はそれぞれ上越市議会で初の議席を獲得した。
投票率は、新型コロナウイルスの感染拡大による社会的影響がなくなったことなどから上昇したが、16年の市議選(54・55%)並みには戻らなかった。
今回当選した32人の任期は29日から始まる。