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妙高市環境衛生対策協R6年度総会 事業など3議案承認

あいさつする横山会長
環境衛生功労者の表彰を受ける櫟さん(右)

 妙高市環境衛生対策協議会(横山典雄会長、事務局・市環境生活課環境衛生係内)の令和6年度総会が19日、妙高市中町の新井ふれあい会館で開かれた。

 同協議会は19年目。市民を会員、地区・町内会を単位とした組織。住民自らの手による環境衛生活動を通じ、自然・生活環境の保全、整備、魅力ある快適で住み良いまちづくりを進めることを目的にしている。 

 町内会長・区長の理事・代議員196人のうち105人が出席し、32人が委任状を提出。6年度事業活動計画案および収入支出予算案について、6年度会費の算定および納入方法案について、5年度事業活動報告・収入支出決算および監査報告についての3議案を承認した。

 冒頭あいさつで横山会長は、関係者の日頃の尽力に感謝。「次世代を担う子どもたちに豊かな環境を引き継いでいくため、持続可能な地域社会の実現を目指し、SDGsの推進をはじめ、住民自らの手による新たな取り組みにより環境衛生、美化活動に一層力を入れていく」と誓い、協力を呼びかけた。来賓あいさつで城戸陽二市長は活動に敬意を表し、さらなる成果に期待した。

 議事に続き、市環境生活課SDGs推進室の斉藤誠室長がSDGsの取り組みについて説明。併せてクリーン巡視員の紹介があった。

 本年度は、同市五日市の櫟政継さん(83)と同市石塚町の大野ユキ子さん(81)が環境衛生功労者に選ばれた。同日は櫟さんが出席。横山会長から表彰と記念品が授与された。

 櫟さんは23年間、道路のごみ拾いや側溝の土砂撤去、落ち葉拾いなどを実施してきた。大野さんは20年以上にわたり公園内の屋外トイレ掃除、トイレットペーパーの管理などを続けてきた。

◇不法投棄監視員28人の任命も

 総会終了後、不法投棄監視員28人の任命式を行い、第1回不法投棄防止対策会議を開いた。

環境衛生功労者の表彰を受ける櫟さん(右)