部活指導の人材育成を 段階的地域移行で講習 上越市
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上越市は13日、頸城区百間町のユートピアくびき希望館で「学校における部活動改革」に伴う指導者講習会を開いた。市内でスポーツ活動を行う地域クラブの指導者ら72人が参加した。
学校部活動の地域移行に際し、指導を担う地域人材の育成・確保、指導力向上を図る目的。昨年度に2回開かれ、今回で3回目。
午前の部は、弁護士の渡部和哉さんが講師を務め、ガバナンス・コンプライアンスの観点から指導者やスポーツ団体の在り方を説明した。
午後の部は、上越教育大大学院の2人が担当。講師の長谷川晃一さんと准教授の池川茂樹さんが指導のポイントを語った。
長谷川さんのテーマはストレッチ。柔軟性の向上、コンディションの調整、精神的なリラックスの効果があるとし、運動前に体をほぐすことでけがを予防する「動的ストレッチ」、運動後の疲労回復、リラックスを図る「静的ストレッチ」を参加者と実践。「目的に合わせることでより高い効果が得られる」と話した。