文字サイズ

大事な施設、協力を 人魚館サポーターズクラブの初総会 4部会が報告 大潟区

総会の冒頭であいさつし、「住民に親しまれるサポーターズクラブに」と話す佐藤会長

 大潟区九戸浜の「鵜の浜人魚館」の利活用促進や環境整備に取り組む「人魚館サポーターズクラブ」(佐藤忠治会長)は12日、本年度の定期総会を大潟コミュニティプラザで開いた。

 昨年5月27日に設立されて以降初めての総会。本年度の事業計画案、予算案などを審議し、承認した。

 同クラブは人魚館の人材不足などに少しでも協力しようと、無償ボランティアとして運営のサポートを目的に活動している。環境整備、健康教室、イベント、情報発信の4部会があり、草刈りや花壇の手入れ、フリーマーケットなどのイベントを行っている。SNSでの情報発信にも力を入れ、PRに努めている。会員は現在35人。区民に限らず、年齢や性別は問わない。

 総会には人魚館を運営するネクストリゾート上越の田知花康彦社長を迎えた。田知花社長は今後の市施設のプロポーザルや公募の見通しを示しながら、「直接応援していただけるのは大変心強い。今後もお力をお借りしたい」と同会の支援に感謝を表した。

 総会では各部会の報告や現在問題となっている鵜の浜海岸の浸食状態についても説明があった。

 同会は年間を通じて会員を募集している。申し込みや問い合わせは同館(電025・534・6211)か事務局の俵木晴之さん(電090・2530・8979)へ。