観桜会最後の週末 桜散り始め 来場は分散傾向 高田城址公園
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上越市本城町の高田城址公園で14日まで、第99回高田城址公園観桜会が開かれている。会期最後の週末となった13日、桜は「散り始め」となり、訪れた人たちは風に舞う花びらを眺めながら花見を楽しんでいた。
来年、節目の100回を控えた今年の観桜会は、露店の数が昨年の3倍以上に増えた。さくらステージは屋内の高田城址公園オーレンプラザに会場を移して再開するなど、コロナ禍前の姿に戻った。会期は3月29日に始まり、開花は6日。8日から12日までが満開で、5日間の満開は平均的だという。
上越観光コンベンション協会によると、東南アジアなど外国人の来場者が増え、北陸新幹線延伸効果か関西圏から訪れる人が目立つという。来場傾向は週末に集中するというより分散傾向。10日は平日だが、多くの来場者でにぎわった。
屋外の特設ステージから会場が変わったさくらステージについては、出演者からは好評で、今後は来場者への周知を強化するとした。気温や天気の予報から延期は行わない方向で、14日の交通規制は実施する。
同市内から友人と訪れた40代女性は「思ったより混んでなくて、ゆったりと見られて良かった。天気も良くて楽しい」と話した。物産展に出店している女性は「平日でも人が多い日もあるし、夜桜見物の人が多かった。昨年はコロナ禍からの解放感があったが、今年は値上げのため買い控えがあったかもしれない」と印象を話した。
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