文字サイズ

貴重な発表の機会に 墨友会源の会 5月31日まで作品展

第四北越銀行直江津支店ロビーに飾られている作品

 久比岐野書道会の前会長、山田壽雲さんが主宰する「墨友会 源の会」は5月31日まで、上越市春日新田2の第四北越銀行直江津支店で書道作品展を開いている。会員の作品発表の場として、4月と5月で作品を入れ替えて展示する。

 同支店での展示は2021年秋、コロナ禍で中止となった久比岐野書道会の「硯心書道展」に代わる発表の場として行ったのが始まり。一昨年秋にも行い、今月は高校生と一般による6点を展示している。

 作品は昨年の同展に出展したものが中心で、杜甫や李白の詩などをさまざまな書体で書いている。同支店によると、窓口の待ち時間に眺めている人が多いという。山田さんは「普段から年に1回は発表した方がいいと話している。見てもらうと練習のしがいがある」と話している。

 展示は5月1日に入れ替え、園児の硬筆や小中高生、一般の作品が飾られる。