〈上越市議選〉告示まで1週間 前哨戦も熱帯びる 上越市
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任期満了に伴う上越市議選は14日に告示される。残すところ1週間、立候補予定者は後援会の集会や街頭活動で自身の政策を訴え、足場固めを図っている。6日までに立候補を表明しているのは現職22、元職2、新人15の39人。
新人の立候補者数は2012年に現行の全市一区、定数32での選挙となって以降最多。今回は国政政党の立憲民主党、日本維新の会、参政党が公認候補を擁立する方針。3党とも上越市議選で公認候補を立てるのは初めて。来年7月に参院議員、同10月に衆院議員の任期満了を控え、市議選を通して党勢拡大も図りたい考えだ。
現職は31人中9人が今期限りで引退し、22人が再選を目指す。それぞれ出身地域や支持母体への支援を呼びかけるほか、後継を立てずに引退する市議の地盤へ浸透を図る動きも見られる。
元職は2人。1人は旧上越市時代から11期市議を務めたベテラン、もう1人は元県議。2人とも知名度を生かして返り咲きを目指す。
20年の前回選は新型コロナウイルスの国内感染拡大が始まった時期で、選挙戦はかつてない社会的制約を受け、投票率も50%を割り込んだ。選挙戦でどれだけ有権者の関心が高まるかも注目される。