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新しい寮で生活開始 上越高 サッカー部員約100人入寮

温かい湯と冷たい水で交代浴ができる浴場
一度に100人が食事できる食堂

 上越高(上越市寺町3)に新しい寮が完成した。人工芝グラウンドの西側、山麓線に面した場所で、建設中の1棟を含め木造2階建て3棟があり、約100人を収容する。

 北信越プリンスリーグ昇格など躍進著しいサッカー部の部員が対象で、新1年生や2年生から順次入寮している。

 サッカー部は新1年生56人を入れて、3学年で部員135人の大所帯となる。市外や県外の部員が多くなり、103人が入寮する予定。

 寮は2~3人部屋で、冷暖房完備。温かい湯と冷たい水の交代浴ができる浴場やシャワー室、洗濯機30台などのランドリー室を備える。

 食堂は一度に100人が食事でき、朝夜はバイキング形式、昼は弁当を提供予定。割烹新柳(牧区落田)のスタッフ9人が運営する。食堂からはグラウンドを一望でき、ミーティングなどにも使用するという。

 これまでは周辺のアパートを借り、市外や県外の部員が分散して生活していた。一堂に生活できる環境を整え、より練習に集中できる。

 新2年生の副寮長、天野龍之介君(16、山梨県出身)は「とてもきれいで、サッカーに打ち込める環境。3人部屋なので、コミュニケーションを取って、助け合って生活していきたい」と話した。

一度に100人が食事できる食堂
グラウンド西側に建設されている計3棟の新しい寮
2~3人が住む各部屋