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職場に若き感覚と発想を 糸魚川で就職 新卒を応援 がんばれ!ニューフェイス

出席した新社会人74人の門出を祝い、激励した
新社会人代表で誓いの言葉を述べる渡邊さん(手前)

 新規学卒地元就職者激励会「がんばれ!ニューフェイス」の式典が3日、糸魚川市大野のホテル國富アネックスで開かれた。今春から市内の企業・事業所で働く新社会人74人が出席。地域の社会人の先輩たちからお祝いとエールを受け、気持ちを新たにした。

 糸魚川雇用促進協議会(吉田均会長)の主催で年度初めの恒例。吉田会長は新社会人たちを歓迎し、「少子高齢化が進み労働人口が減っている中、あらゆる業種でデジタル化が進んでいる。生まれたときからパソコンやスマホが身近にあった皆さまの感覚と発想が、事業所を飛躍させると思う。活躍してください」などと激励。続けて米田徹市長ら来賓もエールを送った。

 社会人の先輩として入社5年目の西依駿介さん(22、信越ポリマー)が、経験談を交えながら「最初は戸惑うことばかりかもしれないが、困ったときや分からないことがあれば、経験豊かな先輩たちにどんどん声をかけてください」「皆さんのフレッシュな笑顔とパワーで、職場をどんどん盛り上げてください。一緒に頑張りましょう」と励ましの言葉を述べた。

 新社会人を代表して、渡邊優紀さん(22、糸魚川信用組合)が誓いの言葉を述べた。多くの激励を受けて「身の引き締まる思いでいっぱい」とし、「私たちは多くの支えにより、糸魚川で就職することができた。このことを誇りに思い、これからは地元に貢献していく」と決意をにじませた。

 式典後は昼食を兼ねた和食マナー講座などが行われた。

新社会人代表で誓いの言葉を述べる渡邊さん(手前)