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春の火災予防運動 火の取り扱い注意を 上越妙高駅で防火広報 上越南消防署

上越南消防署による上越妙高駅での街頭防火広報。ジュウケーレンジャーが登場し、家族連れらにチラシを手渡した

 上越南消防署は30日、県内の春の火災予防運動(4月1~7日)の一環で、上越妙高駅の自由通路で街頭防火広報を行った。住宅用火災警報器PRキャラクター「ジュウケーレンジャー」が登場、親子連れらにパンフレットを手渡して注意を呼びかけた。

 高田城址公園観桜会が開幕して最初の土曜日のため人出が多くなるとして、上越妙高駅で実施。同署管内で火災が多発していることから、火の取り扱いの十分な注意、住宅用火災警報器の適切な維持と管理を呼びかけた。

 同署消防防災係の黒津正幸係長によると、今年の同署管内の火災件数は29日時点で6件。さらに住宅密集地の火災が多く、一度に複数の建物が被害に遭っているという。「これからの季節は暖房器具から、野焼きやたき火からの山火事などが増えてくる。これまで以上に、火の取り扱いには気を付けてほしい」と願った。