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書作品スタイル多様 船崎書道教室が展示会 上越市

さまざまな分野の書道作品を出品。子どもの作品は個人ごとにまとめて展示(左奥)している

 船崎書道教室(上越市北城町1)は30、31の両日、同市土橋の市民プラザで作品展を開いている。31日の開場時間は午前9時30分から午後4時まで。

 教室に通う小学6年生から高校3年生までと大人の計14人に加え、教室を主宰する船崎玉恒さんが51点を出品。大きな1文字の書や中国古典の臨書、漢字仮名交じりの書、硬筆などバラエティー豊かな作品が並ぶ。

 小中学生と高校生は生徒ごとに作品をまとめて展示。目を引くのは横額の書で、子どもが取り組むのは珍しい。字の配置など、通常の縦書きとは異なる難しさがあるという。額装展示の特別感が、生徒のさらなるやる気につながっている。

 船崎さんは「一生懸命にやる姿勢が書に表れている。昨年よりも今年がよく、上達が見える」と語った。