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道の駅の名物に 26日から「酒粕バターラーメン」提供 吉川区長峰ゆったりの郷

道の駅コラボレーション企画として誕生した「よしかわ酒粕バターラーメン」
よしかわ杜氏の郷の杜氏らを招いた試食会

 吉川区長峰の「ゆったりの郷」は、隣接する酒蔵「よしかわ杜氏(とうじ)の郷」の酒粕(かす)を使った「よしかわ酒粕バターラーメン」を開発。26日から館内レストラン「味彩」で提供を始める。価格は980円(税込み)。

 ゆったりの郷を管理運営する、ネクストリゾート上越の田知花康彦社長(66)は「癖になる味。繰り返し足を運んでもらえるような、道の駅を代表する名物になってほしい」と期待を込める。

 「道の駅よしかわ杜氏の郷」内にある両施設が、道の駅を盛り上げたいとの思いから生まれたコラボレーション企画。

 ラーメンには、搾りたての純米酒の酒粕を使用。味彩の川村怜(さとし)料理長(41)が、滑らかな口当たりになるよう工夫を凝らしたスープは濃厚でクリーミー、太麺によく絡み、添えられたバターを溶かすと風味とコクが増す。野菜もたっぷりで食べ応え十分、ピリ辛な味わいが体を温める。

 杜氏の小池善一郎さん(70)、蔵人の谷内幹典さん(51)ら同蔵スタッフを招いた試食会では「酒粕を有効活用してもらえてうれしい」「スープを飲み干したくなる」などと好評を得ていた。

◇日帰り温浴も26日から再開

 なお休業中だった日帰り温浴は設備の修繕が終わり、26日から営業を再開する。

よしかわ杜氏の郷の杜氏らを招いた試食会