文字サイズ

クラブの垣根越え親睦 柿崎区シニア輪投げ大会 一投ごと歓声やため息

高得点を狙い渾身(こんしん)の一投を投げる参加者
27チームが熱戦を展開。投げ方もさまざまに高得点を狙った

 柿崎区老人クラブ連合会(朝川睦洋会長)は16日、同区の柿崎総合体育館(かきざきドーム)でシニア輪投げ大会を開いた。

 同区に住む高齢者の健康増進や親睦を図る目的で開かれており、今年で4回目。同日は27チームの約160人が参加。このうち役員のなり手不足などで老人会がなくなった、同区老連未加入の5チームも参加し交流を深めた。

 大会は3チームを1ブロックとした9ブロックで対戦。選手は手首のスナップを利かせたり、放物線を描くように投げたり、反動を付けたりと、投げるフォームはさまざま。連続得点には拍手や歓声が起こり、惜しい一投にはため息が漏れた。

 米寿会に所属する富所一二三さん(84)、小熊フミさん(86)は「皆さんとお会いできるのが楽しみで、毎回参加している」「好成績には練習が一番」と話していた。

 朝川会長(77)は「老人会がなくなっても、クラブの垣根を越えて参加してくれてありがたい。今後も続けていきたい」と意気込みを語った。

 上位結果は次の通り。

 ▽総合順位 (1)第一三寿会A(2)松寿会C(3)桃寿会B(4)八区寿会A(5)旭山寿会B

27チームが熱戦を展開。投げ方もさまざまに高得点を狙った