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初心者もはつらつ演技 第1回ジムリーナカップ体操大会 初代チャンピオン目指し 日本代表する選手輩出を

クラス1で鉄棒の演技をする選手
クラス1で跳び箱の演技をする選手

 第1回ジムリーナカップ体操競技大会が16、17の両日、大潟区九戸浜の上越市立上越体操場(ジムリーナ)で開かれた。大会には県内外の各クラブから選手117人がエントリー。2クラスで日頃の練習成果を披露した。

 ジムリーナは2019年1月にオープン。同大会は当初、ジムリーナの竣工(しゅんこう)と、上越市が東京2020五輪でドイツ体操チームのホストタウンとなり、事前合宿が行われたことなどを記念し企画されたが、新型コロナの影響で延期されていた。

 主催した上越体操協会の内山米六会長は開会のあいさつで「日本を代表する選手を輩出する大会に育てたい。初代チャンピオンを目指して日頃の練習の成果を存分に発揮し、体操という名の輝く素晴らしい花を会場いっぱいに咲かせてほしい」と選手を激励した。

 16日は初心者や未経験者が対象のクラス1に、6歳から11歳までの47人が出場。床、跳び箱、鉄棒の3種目を競技した。選手が今できる精いっぱいの演技をはつらつと披露すると、会場から温かい拍手が送られた。

 レインボージムナスティックス大潟に所属する家崎雪(せつ)君(大潟町小4年)は「床の演技で、できなかったところができた。練習の成果を発揮できた。これからも体操を続けていって、将来、オリンピックに出られるように頑張りたい」と意気込んでいた。

 17日は小中高世代別の種目別選手権が行われ、男子は6種目、女子は4種目で競技した。

クラス1で跳び箱の演技をする選手
クラス1で床の演技をする選手