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震災復興 思い込め 糸魚川商工会議所「新春会員交流会」 新年の誓い新たに

あいさつする高瀬会頭

 糸魚川商工会議所(高瀬吉洋会頭)は1日、糸魚川市大町1のヒスイ王国館で新春会員交流会を開いた。能登半島地震に伴い中止した新年賀詞交換会を兼ねて実施。約120人が参集し、震災からの復旧・復興への思いとともに、改めて新年の飛躍を誓った。

 高瀬会頭はあいさつで、能登半島地震を受けて同商工会議所が行っている義援金受け付けなど被災地支援の取り組みを紹介し、「これからも支援制度を活用し、管内の被災事業所や中小企業の経営支援にさらに努めていく」と力を込めた。その上で「今年一年が皆さまにとって良い年となることを」と願った。

 来賓を代表して米田徹市長、打越さく良参議院議員、中村康司県議が祝辞を述べた。米田市長は能登半島地震の対応について「今後もしっかり被災者に寄り添っていきたい」などと述べ、同市のデジタル地域通貨「翠ペイ」の運用開始を踏まえ「『翠ペイ』で何とか地域経済を回していきたい」と意気込んだ。