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直江津港 外貿コンテナ取扱量減少 令和で最少 実入りは増加

 県は1日、県内新潟港と直江津港の令和5年における(令和5年1~12月)外貿コンテナ取扱量(速報値)を発表した。

 このうち直江津港の取り扱いコンテナ総数は20フィートコンテナで2万4657個で前年比2・6%減少した。実入りでは1万8095個で前年比0・1%の微増となった。

 「輸出」は化学工業品が低調だったことなどから、実入りで前年比18・1%減少した。一方、「輸入」は建築資材や産業機械が堅調だったことなどから、実入りで前年比6・2%増加した。

 近年の推移をみると、平成22年ごろから取扱量は増加傾向をたどり、ピークとなった令和元年には3万7229個にまで増加した。しかしその後は4年連続で減少。令和になって最少となった。

 新潟港の取扱量総数は17万378個で、前年比2・3%増加した。