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妙高市で大雪警報 6時間降雪量 関山で43センチ全国1位

3月に入り、まとまった雪が降った妙高市関山。除雪車が出動し、歩道除雪に当たった(2日正午ごろ撮影)

 冬型の気圧配置が強まり、寒気が流れ込んだため、県内は1日深夜から、山沿いを中心に大雪となり、2日は平地でも雪が積もった。妙高市では2日午前7時34分から4時間30分にわたり大雪警報が出されるなど、短時間にまとまった雪が降った。

 2日午後4時時点の最深積雪深は妙高市関山で62センチ、上越市安塚で61センチ、同市高田で15センチ。特に関山では同日午前2時までの3時間に26センチ、同5時までの6時間に43センチなど、同日の3~72時間降雪量全てで全国1位だった。

 新潟地方気象台によると、3日は低気圧が日本海を東に進み、県内は気圧の谷の影響を受ける見込み。雪か雨または曇りのち雪か雨で、雷を伴う所があるとみられる。2日午後4時時点で雪、強風、波浪などで警報が発令される恐れはない。3日午前6時までに予想される12時間降雪量は上越の平野0~5センチ、山沿い5~10センチ。