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昔遊びなど楽しむ 大島区の大平友愛会 顔合わせ親睦深める

童心に返り宝引き遊びで盛り上がる参加者

 大島区大平の大平友愛会(岩野米一会長)は2月29日、同所の若者交流会館でお楽しみ会を開いた。参加者は昔遊びの宝引きや花札、輪投げやカラオケなどを楽しみ、親睦を深めた。

 同会は以前、老人会の名称で活動してきたが、近年は会員の年齢を60歳以上とし、また名称も友愛会に変更。現在は42人の会員が所属している。

 お楽しみ会はこれまで開いていた新年会に替え、会員が遊びを楽しみ、親睦を深めようと初企画。同日は18人が参加した。

 昔遊びの宝引きでは、ひもの端に付けられた「宝」の硬貨を引き当てようと、真剣な表情でひもを選んだ。宝を引き当てるたびに歓声が上がり、童心に返って盛り上がった。

 吉野秀子さん(74)は「冬場は外出したり、みんなと話したりする機会が少なくなるので、こういう催しはうれしい」と笑顔で話した。

 岩野会長(82)は「初めての企画でどれだけの人が集まってくれるか心配だったが、予想以上に集まって良かった。今後も行事のない月に開き、地域の結束を深められたら」と願った。