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糸魚川市新年度予算案 主要事業の概要〈3〉教育の推進 高校核に人材育成 学びの多様化で検討委

地元企業と連携して高校生が就業体験。地域産業に理解を深め、進路選択やまちの将来を考える機会につなげる(糸魚川白嶺高インターンシップ報告会、昨年10月、糸魚川市民会館)

 「確かな学力と社会環境の変化に対応した人材育成による子どもの夢の実現」「Uターンや地域人材確保に向けた郷土愛の醸成とキャリア教育の推進」「豊かな自然環境を活かした体験学習の推進」に沿って事業を進める。

 高校を核とした地域人材育成事業は「高校魅力化コーディネーター(地域おこし協力隊)」を継続する。3年目。前年度同様に5人を配置する計画。市内3高校の特色ある授業を通じて高校生自らが地域課題の解決に向けて考え、地域の人と学ぶ探究学習を支援する。生徒それぞれが目指す進路、目標の実現に向けてサポートに当たる。

 海洋高マイスター・ハイスクール事業を推進するため、新たに産学官コーディネーター(同)1人を配置する。海洋・水産のプロフェッショナルな人材の育成を支援していく。

 市内中学3年生(約300人)を対象にした「中学校キャリア教育フェスティバル」を10月9日に実施する。地元企業や事業所などが参加してブースを出展。生徒が地域で働く大人と対話し、理解を深めて自分の将来や地域の未来を考える機会の創出につなげる。

 小、中、特別支援学校の「総合的な学習の時間」などを中心に、ふるさと糸魚川に関する体験活動を通した学習支援を拡充する。

 学びの多様化について、同市に適した方向性を考えるため検討委員会を立ち上げる。委員は学識経験者や教員、保護者代表などを予定。一人一人の子どもの状況に応じた学ぶ場や不登校の対応を含め、誰一人取り残さない学びの保障の実現を目指す。

 18歳を対象とした成人式、20歳を対象とした「はたちの集い」をそれぞれ開く。成人式は新成人を迎えた祝いと成人としての自覚、心構えを啓発。「はたちの集い」は友人との交流やふるさとを懐かしむ機会を設けることで、Uターン促進や回帰意識の醸成を図る。

 青少年活動事業はワクワク探検隊、キッズフェスタ、高校生のジュニアボランティア活動「青春(アオハル)サポーター」を継続する。

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▼高校を核とした地域人材育成事業  4164万円

▼小・中学校学力向上支援事業    1013万円

▼学びの多様化対応事業        22万円

▼中学校キャリア教育フェスティバル  150万円

▼成人式事業             60万円

▼ふるさと糸魚川学習支援事業     795万円

▼青少年活動事業           232万円

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