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被災地へ義援金 上越市で少年IHイベント アイスホッケー通じ支援 北信越各県チーム集う

石川県の寺田君に義援金を手渡す上越ハリケーンズの川上君(右)
幼少選手によるチャレンジリーグ

 能登半島地震の被災地を支援するアイスホッケーのイベントが24日、上越市のリージョンプラザ上越アイスアリーナで開かれた。北信越各県から子どもたち計27人が参加した。

 このイベントは小学生低学年以下のミニ大会「ブラックペッパーズ」。上越をはじめ新潟、長野、富山、石川各県のチームが集まり、6年前から年数回開かれている。今回、石川県の被災地を支援したいと募金をし、参加費の一部と合わせて義援金として手渡した。

 金額は2万5585円が集まった。石川県のコーチを通じ、被災地に届けられる。金沢サンダーバードジュニアの寺田朱汰(あやた)君(川北小3年)に手渡した上越ハリケーンズの川上凛太君(妙高小3年)は「地震は大変だったと思うけど、これからもアイスホッケーをやめずに頑張ってほしい」と願った。

 企画した上越ハリケーンズ低学年監督の郷堀ヨゼフさん(44)は「子どもたちに、地震は自分たちにも関係していることを知って活動してほしい」と思いを話した。

 受け渡し前には各チームのメンバー混成による恒例のミニゲームが行われた。

幼少選手によるチャレンジリーグ