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揺らめく炎で魅了 正善寺工房「竹あかり」 周囲に300本の竹灯籠 上越市下正善寺

竹灯籠から漏れるろうそくの光に見入る
来場者も点火作業に協力

 上越市下正善寺の正善寺工房で25日、灯籠イベント「竹あかり」が開かれた。約300本の竹灯籠の中に置かれたろうそくの炎が揺らめき、来場者を魅了した。正善寺地区振興協議会主催、食の工房ネットワーク共催。

 今年が4回目となるイベントで工房裏手の広場や駐車場に竹灯籠を並べた。午後5時からの点火では来場者も協力。日没後は揺らめく炎で竹灯籠の模様が浮かび上がり、幻想的な雰囲気が広がった。

 色の違う光を放つ「幸せのさくら色灯籠」を探すイベントは来場者に好評。広場をくまなく歩き回り、見つけると喜びの声を上げた。小学2年生の女子児童グループは「探すのが楽しかった。とてもきれい」と話していた。

 点火前の花火打ち上げや、会場で配られた線香花火など、ろうそく以外にも火にまつわるイベントを実施。会場内のたき火で串に刺したフランクフルトやマシュマロを焼くイベントは年齢層問わず人気を集めていた。

 総合学習の一環として正善寺地区と交流している上越教育大附属小4年生による催しや、工房内での飲食物販売なども行われた。

来場者も点火作業に協力
たき火でフランクフルトやマシュマロを焼く企画が好評